日本では甘く調理されることが多い金時豆ですが、洋風の味付けとも相性の良い食材です。
食物繊維を豊富に含んでおり、豆の美しい赤紫色には抗酸化作用があります。

高品質の
金時豆とは
粒にシワやひび割れがない。
ふっくらとしている。
表面に艶がある。
粒が揃っている。
主な品種
大正金時

早生、大粒。北海道で栽培されているいんげん豆のうち金時豆が約60%を占めています。特に「大正金時」は圧倒的な生産量です。昭和初期に北海道の十勝地方の幕別村で見つけられ、大正村(現在帯広市内)で量産されたことから名付けられました。播種は5月中旬、収穫は9月上〜下旬です。

北海金時

早生で耐冷性に優れる品種です。網走、北見方面で作付けされています。

福勝

早生で大粒、多収です。

福良金時

早生で大粒、多収です。成熟期の葉落ち良成熟期が「大正金時」と同程度または、やや早いです。粒形、粒色は「大正金時」、「福勝」に似ており、 粒大、収量は「大正金時」にやや勝ります。

業務用製品
ラインアップ
(紙袋30kg)

栽培履歴を
ご確認
いただけます。

お問い合わせは
こちら

特別栽培金時

有機資材を用いて土づくりをした、人と環境にやさしい特別栽培の金時豆です。

原料となる金時豆を仕入れる際、ポイントになるのは豆の”割れ”(裂皮)です。金時豆はガラスのようにもろい豆ですので、ちょっとした衝撃で割れが発生してしまいます。私どもは、金時豆の収穫(脱穀)、乾燥、選別、保管まで、一貫した割れ防止対策をしています。また、輸送最中の割れを防ぐ為に「ワレ注意」と大きく袋に表示し、輸送業者の協力を得ています。「北海金時」「福勝」などの品種を扱っています。
選別:割れを3%以下に調整する徹底した割れ防止対策をしています。
当社の金時豆選別の最大の特徴は、割れが発生しにくい選別ラインになっていることです。
*ベルト色彩選別機による異物(異物:虫や金属片など、本来その食品に入っていてはいけない物)除去。
*マグネットストナーによる石、泥の除去。
保管:低温倉庫で高品質を維持しています。

栽培方法


特別栽培の原料は、契約栽培で育てられています。契約生産者は、フィルドマンの営農サポートを受けながら、品質向上に努めています。原料を育てる畑では、有機資材を用いて土づくりをしています。
 
契約生産者の砂原さんです。
〜生産現場の割れ防止対策〜
フィルドマンは特別栽培の指導だけでなく、割れ発生の原因を生産者に伝えたり、脱穀時に割れ防止の指導をするなど、栽培の段階から”割れ防止対策”に努めています。
慣行栽培の製品も扱っております。「特別栽培金時」とは栽培方法が異なります。選別、保管、割れ対策については同じ条件の製品です。

ご家庭の皆様へ

北海道では9月〜10月に収穫されます。
保存方法 高温多湿を避けて保存。
夏期は特に虫やカビが発生しやすいので、冷蔵保管しましょう。
栄養 おなかスッキリ 食物繊維
貧血予防 鉄分
糖尿病予防 トリプシンインヒビター α-アミラーゼインヒビター
基本的な
調理法
豆をきれいに洗います。豆を豆の5〜6倍の水に6〜8時間浸し、吸水させます。吸水させた豆を中火にかけ、沸騰したら弱火にします。アク(泡)が出てきたら丁寧にすくい取ります。弱火でさし水をしながら、やわらかく煮あげます。
豆知識 皮が薄く、でんぷん質で煮崩れしやすいので煮すぎに気をつけましょう。