アグリシステム株式会社

生きた豆を 届ける

製品へのこだわり

製品へのこだわり~選別・保管

 

良い製品づくりは畑から

より高品質な豆を届けるためには、適期の収穫が不可欠です。

豆類は、春に播種を行い、夏の間除草作業や防除などの管理作業をして、秋に畑で完全に枯らした上でやっと収穫を迎えますが、いつ刈り取るかがその品質を大きく左右します。豆の乾燥の具合を吟味しなければ、汚粒や豆の割れが発生し、製品歩留りが悪化、その後の製品保管にまで影響します。

アグリシステムのフィルドマンは契約生産者に呼びかけ、適期収穫のサポートも行うことでより良い製品づくりを目指します。

 

 

 

 

自社工場で選別

全道の生産者から豆を集荷し、自社工場で選別保管をしています。豆は品種によっても大小様々、同じ品種でも細かいゴミや虫食いが入り混ざっており、それらを取り除いて、均一に、より良い品質で選別するには高い技術を要します。

アグリシステムでは集荷された豆の品種や状態を見極めて適切な工場ラインに流し、何段階も特殊機械に通すことで異物を取り除き、お客様の用途や要望に合わせた規格にしていきます。

 


 

また極力割れる豆が出ないように品種によって高低差や隙間のない”卵を扱うような”選別ラインも備えています。そして、必要に応じて手選別をするなど、より確かな品質をご提供できるように丁寧で迅速な作業を心がけています。

 

 

 

 

通年で15℃以下の低温保管を実現

一般的に豆類は常温で保管されますが、アグリシステムでは全て15℃以下の低温で保管できる超低温倉庫を完備しています。豆類の品質は保管温度によって劇的に変わり、それは保管期間が長くなるほど顕著です。

特に大豆は油分を多く含むため、酸化しやすいと言われています。酸化すると発芽機能は著しく低下し、食味も比例して落ちていきます。大豆の発芽率が悪くなると、発酵機能にも影響が出るため、メーカーとお取引する大豆の品質は細心の注意が必要です。

 

 

また、小豆に関しても同様に、劣化すればするほど加工した時の煮え時間が長く、タンニン(渋み)が多くなるという試験結果が出ています。吸水性が保たれることで煮え時間が短縮されて炊く時間を大幅に短くすることができ、メーカーの作業性に貢献しています。

このように品質の良い豆類を保管できる環境を整えることで、製品の安定性のみならず、不作年の供給リスクや価格変動にも備えることができ、安定的な国内需給に貢献できると考えております。

 

 

 

 

本社選別ラインで丁寧に

小麦の選別は由仁支店でもできますが、豆は芽室本社にしか選別設備がないので、豆類の収穫が始まる9月下旬から翌5月まで全道から集まった豆の選別を随時規格に合わせて行います。工業製品ではないので、毎年変化する豆を適切に選別するのには技術と経験が必要です。

弊社は豆の低温保管やトレーサビリティには業界の中でもいち早く取り組んできました。トレサビはかなり詳細まで情報を追うことができるので、大手お取引先様にも喜ばれています。

 

製造ユニット 三宅さん

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