アグリシステム株式会社

リジェネラティブ な取り組み

リジェネラティブ

リジェネラティブ(Regenerative)
な取り組み

 

私たちの創業理念の最初に掲げているのが「生きた土」です。

 

これまで農業は、機械化や品種改良、肥料の開発など、数々の技術革新によって生産性を高め、戦後の日本の安定した食料供給を支えてきました。そして、その発展は私たちの暮らしや食文化を豊かにしてきました。

 

一方で、その豊かさを追い求める過程で、土壌の劣化や生物多様性の減少など、新たな課題も生まれています。今、私たちは、これからの豊かさについて考える時を迎えています。

 

土を育て、生命のつながりを取り戻していく。土も、生きものも、人も、ともに循環し、豊かになっていく。それが、私たちの目指す「リジェネラティブ(環境再生・大地再生・生態系再生)」という考え方です。

 

そして、その想いは畑の中だけで完結するものではありません。農や食に関わるすべての人が、One tableで同じ未来を想い、ともに豊かさを育んでいきたいという願いがあります。

 

私たちは畑から食卓まで、すべての人たちと手を取り合い、土を育み、食を育み、未来を育んでいきます。未来の子どもたちに、どんな土を、どんな食を、どんな風景を残せるだろう。その問いを胸に、私たちは歩み続けます。

 

 

 

 

 

 

リジェネラティブ農業とは?

不耕起(省耕起)栽培や緑肥、カバークロップなどを用いて自然環境を再生し、生物多様性の保護や次世代に健全な土壌を継いでいくことを目的とした農業です。

土壌の有機物を増やすことでCO2を貯留し、気候変動を抑制する効果も期待されています。

 

 

リジェネラティブ農業の具体例として、以下の「健全な土壌6原則」が挙げられます。
(ゲイブ・ブラウン著「土を育てる」より引用)

 

1.土をかき乱さない

 

2.土を覆う

 

3.多様性を高める

 

4.土の中に「生きた根」を保つ

 

5.動物を組み込む

 

6.背景の原則

 

「農林水産省サステナアワード2023受賞」

農林水産省が食や農林水産業に関わるサステナブルな取り組みを表彰するサステナアワード2023でAgVenture Lab賞を受賞しました。

https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240125.html

 

「ベーカリーが応援する環境再生型農業の取り組み」として、リジェネラティブベーカリーの活動をまとめました。

 

 

 

 

 

リジェネラティブ・ベーカリー

 

「パンづくりを通じて、次世代に健全な土壌を紡いでいく」。をコンセプトに2023年に立ち上げたプロジェクトです。2023年には国産ライ麦を使ってパンを作る「国産ライ麦応援プロジェクト」を開催。

全国から11人のシェフが賛同し国産ライ麦の魅力の共有やより良い環境を未来につないでいくためのアイデアなどについて熱く語り合いました。

 

 

ライ麦について

食物繊維やミネラルをバランス良く含み、健康づくりに役立つことで知られるライ麦は、実は土壌改善にも効果を発揮する作物。ライ麦を植えると土中深くに伸びた根が土を耕し保水性・排水性の良い畑に。輪作品目に加えることで連作障害の軽減にも繋がります。

2022年から栽培を推進しているライ麦は、日本で広く普及している緑肥用品種ではなく、有機農法用にアメリカで育種された「ハンコック」という食用品種。

 

 

 

 

農作物としてのライ麦

土壌改良に役立つとされるライ麦。そのため栽培を希望する農家も多いのですが、その行き先はまだまだ少ないのが現状です。国産ライ麦を広め、リジェネラティブ農業の実現につなげていくためには、生産のしやすさはもちろん、その後の販売先も重要です。

 

 

パンとしてのライ麦

「他の国産ライ麦に比べて、ハンコックは水分保持力が高く、成形しやすい」

「焼き上がりの表情もいい」

「ライ麦パンは酸っぱくて苦手という消費者がいるがライ麦自体に酸味はない。作り方を工夫する必要がある」

など、シェフたちからは多様な意見が。需要拡大を目指すのであれば、食べやすさ、親しみやすさ、作業性の良さは必須条件。パンだけでなくお菓子作りにも使えるため、今後の可能性に期待が集まりました。

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