経済の発展はあらゆる分断や格差を産んできた。都市と農村、生産者と消費者、富める者と貧しい者…。
その分断はやがて争いや関係崩壊の種になる。
私たちは、今こそお互いの立場を尊重し理解し合える、新しい流通や社会のカタチをつくっていきたいと考えている。
そこで重要となるのは「対話」だ。
理解し、共感し、協力し合うためには、相手がどのように考え、行動しているのか、その背景を知ることが重要だ。
育てる人、つくる人、食べる人がつながるOne table。
対話によってつながるコミュニティは、人にとっても、地球にとってもやさしく心地よいものになるに違いない。
新麦を通して、収穫を共に祝い、旬を知り、年産による違いを味わうことで、小麦が農産物であることを感じてほしい。
「育てる人」「つくる人」「食べる人」がつながり、対話が生まれ、相互理解を深めることで、より良い生産・製造流通・消費の形をつくっていきたい。
そして持続可能な農業や豊かな食文化を未来に継いでいきたいとスタートしました。
近年では、生産地ツアーやヌーヴォー小麦による新麦商品開発のほか、環境再生型(リジェネラティブ)農業への理解を深めるための勉強会なども開催し、より大きなつながりや広がりへと進化発展しています。