アグリシステム株式会社

生産者の パートナーとして

フィルドマン

苦楽を共にする畑のパートナー
フィルドマン

 

フィルドマン第一号となったのは、アグリシステムの創業者である伊藤英信です。1988年の創業当初からオーガニック栽培の普及に動いていた英信は「品質の良いもの、こだわったものを売るためには人任せにせず自分で実際に畑を回って栽培サポートを行うことが必要」と、自ら畑を回り、生産者との対話を積み重ねてきました。

その積み重ねが現在の「フィルドマンシステム」へとつながっています。

 

 

 

 

 

作付計画からトータルサポート

 

生産者一件一件を訪問し、その年の契約内容・農産物の情勢などを説明して契約を結びます一部の生産者は特別な栽培法で栽培しており、実需者とつながるチャンスにもなります。説明会や勉強会などの機会もあり、その都度お声がけしています。

 

生産者向け勉強会の様子

 

契約栽培されている方は、これまでの農業農法に疑問を抱いていたり、弊社の理念に共感していただいている方がほとんどです。そのため、積極的にお勧めする契約では、有機物を上手に利用して化学肥料を出来るだけ使用しない施肥設計を提案しています。

 

作物には、播種するのに適した時期・気候・土の条件があります。播種時に生産者を訪問して播種作業を確認。播種するにあたり、施肥量・播種深度・株間・種数などが土条件や品種に適しているかを確認しています。

 

播種対応

 

生育期間中は作物の様子を見ながら生産者にアドバイスをしています。十勝の生産者は一件当たり平均40haの農場を持っており、大規模になると、100haを超す農場もあります。

生産者が多くの作業をしながら、すべての作物を確認するのは極めて難しい状況です。そんな中、フィルドマンがたくさんの畑を見る中で流行している病気や作物の生育状況などを把握し、生産者に的確なアドバイスをすることができます。

木酢などの人体に無害な有機物由来の資材の利用で農薬の散布を極力減らしたり、化学肥料での追肥ではなく有機物での追肥方法などを提案し、できるだけ安全で安心な農産物を生産してもらえるように指導しています。6月~8月の月末に豆類の作況調査をしています。これらのデータを集計して、すぐに生産者に知らせることにより、その年の生育状況を伝え、その対処方法などのアドバイスが可能となります。

 

受け入れ風景

 

農産物の収穫時期はほとんど秋です。特に手のかかる農産物は豆類で、この時期は突発的な雨も多く、収穫時期に雨に当たってしまうと品質低下につながります。フィルドマンは、畑を見ながら適切な収穫方法・時期をアドバイスします。

その後はフィルドマンと生産者で話し合い、その年の反省と翌年に向けての作付計画などについて話し、次年度以降どのようにすれば改善できるかを共に考え、アドバイスします。生産者向けの勉強会などもこの時期に開催しています。

 

契約栽培農家の問い合わせは

 

 

 

フィルドマン紹介

 

 

未来の農業、食を守るため。
オーガニック農業の普及は目的ではなく、ひとつの選択肢。

 

アグリシステムでのキャリアのスタートは今とはまったく畑違いのSE。

その後さまざまな部署を経験し、フィルドマンになりました。異動前は「生産者を相手にするなんて、大変そう」と思っていたんです。実際、クセのある方ばかり。

でも皆さん裏表がなくて、純粋さを持っている。

 

人間として惹かれるところがあるなと感じています。大変なことはもちろんたくさんありますが、それは前向きになれる大変さ。日々やりがいを感じながら働いています。

 

現在、フィルドマンとして活動しているのは9人。農業系の大学を出ている人もいれば、私のように就職後に農業に興味を持った人など世代や経歴もさまざまです。

 

共通点を挙げるなら、現在の農業を理解しながらもオーガニック農業に関心を持っていること。目指しているのは、持続可能な環境再生型農業の普及。

 

その背景には農業の今後、ひいては食を守っていきたいという思いがあります。生産者には自分らしく農業を行ってもらいたい。

 

消費者にはおいしい作物がどうやって栽培されているかを知ってもらい、安心安全な食を楽しんでほしい。我々フィルドマンはそんな風に考えています。

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アグリシステム株式会社未来の子どもたちのためにFOR THE CHILDREN OF THE FUTURE.

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