アグリシステム株式会社

胃袋から掴まれる会社

あるアグリシステム社員の1日

「おはようございます。」

事務所内で朝の挨拶が交わされ、アグリシステムの1日が始まる。

出社の早い人がお湯を沸かし、ドリップコーヒーを入れてくれている。

コーヒー豆は、地元十勝のオーガニックコーヒー豆を扱う「カシオペイヤコーヒー」が特別にブレンドしてくれたものだ。水は給湯室に設置されたパイウォーターの浄水機から飲むことができる。

 

お気に入りのマイボトルにコーヒーをそそぎ、メールチェックを済ませたら、始業時間になった。

朝の15分はそれぞれ担当に分かれて会社の清掃をする。

掃除機をかけて、受付のテーブルをさっと拭き取ると、

これで完全に仕事のスイッチが入った。さあ今日も頑張るぞ〜!

 

 

 

「これ、回覧してください」

バインダーに挟まれて数字が書かれた用紙が回ってくる。

これは年3回ほどある、会社のオーガニック食材社内支給の希望を書くシートだ。

関連会社トカプチが生産している玄米が断トツで人気。そのほか、味噌や大豆ミート、黒ニンニクなどの加工品もある。ちょうどお米が切れていたから、20kg袋を2袋…と。

 

そのほか、アグリシステムでは経営者の「社員に体に良いものをたくさんとってほしい」という思いから様々な福利厚生がある。

年1回、帯広の自然食品店ナチュラル・ココの30%割引券セットが支給される。これを使い切っても会員カード提示で常に10%オフで食材を買うことができる。お隣の風土火水でも割引で薪窯パンを購入可能。

 

「いただきます。」

お昼は思い思いの場所でお弁当。基本的にコンビニ飯、ペットボトルドリンクは推奨されていない。入社したての頃はうっかり忘れてしまうこともあったけれど、習慣になるものだ。今日は玄米。よく食べるようになってから、お通じが良い気がする。事務所の共有スペースに地元の満寿屋パンさんの差し入れで並んでいたので1つゲット。午後はそれをおやつに食べることとしよう。

2024年からは、「オーガニック社食」を試験的に月に1回開催することに。陶氏式発酵玄米(5色の豆入り!)と具沢山味噌汁は食べ放題。あとは思い思いのおかずを持ってくるスタイル。4日前から仕込んだ有機玄米はもっちり柔らかくて玄米が苦手な人にも「食べやすくて美味しい!」と好評。しっかり出汁をとって自社商品の有機玄米味噌をといたミネラルたっぷりな味噌汁に思わず顔が緩む。この間は地元の八百屋さんのお惣菜もケータリングしておかずも豪華な社食になった。おっと、食べ過ぎ注意。

 


 

 

「外回り行って参ります。」

仕事の合間に、帯広の森農場で間借りしている家庭菜園の様子を見に行く。外で作業をするのはやっぱり気持ちがいい。関連会社が農業を営んでいることもあって、人手が必要な作業があるときは、アグリシステムの社員も有志で応援に行く。今年はぶどうに大量の虫が発生したことを受けて、農場に行って必死で虫取りをしたのはいい思い出。10月には豊作の秋を迎えられたからとても嬉しかった。自社ワイナリーで醸造したナチュールワインを社員は割安で買うことができる。去年買ったやつは今度大切な友人が来るときに開けたいと思う。

 

ああ、もう私はすっかりアグリシステムに胃袋を掴まれているようだ。

 

ぶどう収穫で集合写真。ボランティアの皆さんにも手伝っていただく。

 

 

※2024年12月現在の状況です。福利厚生の内容は変わっている場合があります。ここに記載されていない福利厚生もあります。

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