
2026年5月に、昨年のone tableとリジェネラティブ農業に関する自社の取り組みをまとめた「インパクトレポート2025」を初めて発行しました。
<PDFはこちらからダウンロードして閲覧できます>
インパクトレポートとは、企業や組織の事業活動が、環境や社会にどのような「変化(ポジティブな影響)」をもたらしたかを測定・評価し、まとめた報告書です。単なる「活動内容」の報告ではなく、数値や具体的な事例を用いて「社会にどんな価値を生み出したか」を開示しています。
有機農業への理解や自社の取り組みを世の中に広げていくための広報活動の一環として初めて発行し、以後毎年発行を予定しています。

A5版 オールカラー 全40P 2,000部発行
社員、契約生産者、契約メーカー、取引先、ツアー参加者などに配布予定です。
なぜ今、インパクトレポートなのか
今回、インパクトレポートを作成するにあたり、実業務を担当する社員それぞれから取り組み内容や思いを言語化してもらいました。
制作にあたっては、私たちの取り組みや偽りのない現状を、関わるすべての方々に知っていただきたいという思いを軸に制作しました。
初年度ということもあり、データが揃っていない部分も多々ありますが、それは今後の課題として毎年実績を積み重ね、より良い未来のために私たちができることに精一杯取り組んでいくつもりです。インパクトレポートの作成は、その「0地点」としての今を記録しています。
インパクトレポートは未来への羅針盤
※本誌代表コラムより
日本の農と食、そして子どもたちの健康を守る未来は、「生きた土」をいかに広げていけるかにかかっています。いま私たちは、その重要性を産地だけの課題ではなく、社会全体で共有していく段階に入っています。
One tableのもと、産地の育てる人だけでなく、実需者や生活者であるつくる人・食べる人と同じテーブルにつき、現場で起きていることをタイムリーに可視化し、共有していく必要があります。
そして、その情報を毎年更新し続けることで、共に取り組んできた結果として生まれる農業・環境・社会に対するより良い社会的影響(=ソーシャルインパクト)を共有していきます。
その変化の実感は、それぞれの生き方や在り方、日々の行動に新たな気づきをもたらし、さらに次のより良い選択、行動意欲へとつながっていく。
インパクトレポートは、その循環の起点となり、共に未来を創造していくための羅針盤です。
(伊藤英拓)

生産者と共に歩む。生きた土づくりへの取り組みについて、契約生産農家数なども開示しています。
ますます重要となる取り組みの背景
私たちが「何を思い」「どう活動しているか」その背景を伝える活動は、これからもっと重要になってくると思っています。
日々飛び交う膨大な情報の海の中で、何を選び、何を食べ、何を糧に生きていくのか。それは、どんな社会・未来をつくりたいのか、という思いとも連動しています。
その「選択」という行為の基には、理念に共感したり、ファンであったり、「好き」という気持ちが欠かせません。

青空講習会の様子。有機栽培レベルアップ勉強会など、生産者勉強会にも力を入れています。
私たちはこれからも「未来の子どもたちのために」という理念、作物を育てる人・つくる人・食べる人の繋がりを大切にする「One table」という価値観をもとに、様々な事業を行っていきます。

One table活動として、市内幼稚園を訪問し、食育活動にも取り組んでいます。(2025年訪問回数10回)
インパクトレポートでは、こうした取り組みをできる限り数値化し、掲載しています。理念はもちろん大切ですが、実際に行ったアクションを数値化することで、見えてくる世界、目指したい世界がはっきりしてくると考えています。

行った取り組みを数値化して掲載。年数を重ねていくことでこの数値がどう変化していくのか、楽しみにしています。
アグリシステムでは、これからも、倫理的循環型有機農業を基盤に、持続可能な農と健康な食文化を創造していきます。これが私たちのミッションです。
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